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奄美新聞、南海日日新聞に掲載されました

更新日:2021年10月9日



7月4日に開催いたしました、「奄美の自然から考えるSDGs」イベントの模様が、

翌日に新聞各社にて掲載されました。


以下、南海日日新聞社の記事より引用


奄美群島の自然保護に関するトークイベント「結々~ゆいむすび~」(同実行委員会)が4日、奄美市笠利町の県奄美パークであった。専門家らによるパネルディスカッション形式で行われ、写真家で奄美自然研究会会長の常田守さん(67)は奄美・沖縄の世界自然遺産登録へ向けた自治体などの取り組みについて「島の人が、島の自然を知るチャンスをつくった」と評価。奄美の自然を次世代に残すため、教育やインフラ整備の分野で改善点なども示した。



 「地球と人間が共存する社会の実現に向けて」をテーマに有志で実行委員会を立ち上げ、トークイベントは国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)について考えるきっかけをつくることも目的に企画した。4日は、同市笠利町節田の海岸でビーチクリーンも行った。



 パネリストは、常田さんのほか、奄美観光大使で星空ツーリズムなどについて情報発信をしている荒木マサヒロさん、奄美自然観察の森(龍郷町)の自然観察指導員、川畑力さん(42)が務めた。また若い世代の代表として大島北高校の生徒5人も登壇し、パネリストへ質問などを行った。




 常田さんと川畑さんは、希少動物の交通事故死「ロードキル」を問題視。荒木さんは、奄美の星空は観光資源としても魅力があると紹介した。常田さんは、希少生物が生息している山中の道路はアスファルト舗装をやめた方が、ロードキルを減らせ、不自然な温度上昇などもなくなると持論を展開し、高校生に向けて「高校で生物部をつくれば、次世代に自然のことを伝える教育になる。学生の皆さん、ぜひフィールドに出て自然研究に取り組んでほしい」と呼び掛けた。



 トークイベントに参加した大島北高校3年の楠田健人さん(17)は「もっと勉強して次世代に奄美の自然をつないでいくための知識を身に付けたい」と話した。


 イベントでは、同市笠利町出身のアーティスト、朝光介さんのミニライブもあった。

南海日日新聞
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奄美新聞
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